マントラについて、キールタンについて、詳しくご紹介します。

ヨガ・アーユルヴェーダを楽しむライフスタイル

キールタンコンサート当日の様子!ダフネ・ツエの魅力溢れる感動的な夜をご紹介!

投稿日:2018年8月2日 更新日:

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オガライフライター(オガライター)の茉利奈(マリナ)と申します

 

7月6日(金)東京都茅場町にあるヨガスタジオStudioBowspringで開催されたダフネ・ツエによるキールタンコンサート。
彼女の美しい歌声を聴くため、新潟から参加させていただきました!
今回は初記事ということもあり、私の自己紹介に少しお付き合いいただきながらダフネ・ツエってどんな人?マントラって何?キールタンって何?ということに触れつつ当日の様子をお伝えしたいと思います。

 

 

ヨガは暮らしの哲学

 

私は新潟でヨガのインストラクターをしています。
新潟県は豊かな水源、肥沃な潟、広大な田畑、そして多くのスキー場や温泉もあり、盛りだくさんの素晴らしい土地です。

しかし一方、多雨多湿で日照時間が短く、積雪の多い地域。
個人差はありますが、慣れないうちは体調を崩す方が多いのも事実です。
4年前、夫の転勤でやってきた新潟。私は当初、独特の気候や元来の疲れやすい体質などもあって、心身ともに不調が続いていました。

そんな中再開したヨガが、大きな、大きな助けとなったのです!
現在はヨガや瞑想、マントラ(インドに伝わる聖なる音)詠唱を日課とし、心身を整えながら暮らしを楽しんでいます。
私がヨガをするのは、日常を心豊かに過ごすため。マントラや瞑想も手段であって、必ずしも目的ではありません。

私が日々の練習や学びを通して得た経験を、皆さまの生活に少しでも役立てていただけたら幸いです。

 

 

Who is Daphne Tse? ダフネ・ツエってどんな人?

 

マントラは音のヨガとも言われています。マントラ音楽を代表するダフネ・ツエさんのコンサート当日レポートです。

ヨガにもさまざまな流派や種類があります。
なかでもマントラは音のヨガとも言われ近年大注目されている分野の一つ。
まずは、そのマントラ音楽を代表する歌姫ダフネ・ツエのプロフィールからご紹介します。

彼女はアメリカ テキサス州出身。
幼少期より歌をはじめ、大学時代にさまざまなジャンルの音楽活動を開始し、世界各国を旅しながら、ヨガ・音楽・ダンスなど幅広く伝えています。

彼女はマントラや神々の名前を様々な言語と織り交ぜながら歌います。
その独自のスタイルは、国境や民族を越え、世界中の人々に影響を与えてきました。
彼女の音楽は、癒しであり、ヨガであり、祈りであり、愛と平和のメッセージでもあるのです。

彼女の音楽は日本でもファンが多く、ヨガや瞑想をしたことがあれば一度は耳にしたことがあるのでは?というほど!
新作「Soulsongs~Music for Living Yoga」のリリースを記念して、今春より来日。待望のライブツアーを全国各地で開催しました。
彼女は、古くより伝わるマントラを、気取らずオープンに私達に届けてくれる、世界的なアーティストです。

 

 

What is Mantra? マントラって何?

 

マントラとは、インドに昔から伝わる神聖な音のこと。
言葉は古典語サンスクリット語です。
文法や印刷技術が未発達であった時代、大切な教えは人から人へ、口承で伝えられました。
伝承方法の一つとして、節をつけて唱えるマントラ詠唱(チャンティング)や、旋律に乗せて歌うキールタンがあります。

古典的なマントラ詠唱(チャンティング)は、伝える者(先生)と教わる者(生徒)が1対1で行われます。
というのは、重要な教えを悪意のある者に知られることがないよう、信用に足る選ばれた者だけに伝えていたからです。

まずは先生が唱え、そのあと生徒がオウム返しに答えます。
そのルーティンを何度も繰り返すことで習得していくのです。
チャンティングには、発音や音階が厳密な伝統を重んじるものから、自由度の高いものまで、様々な形式があります。
現代では、必ずしも1対1で行われるわけではありません。

マントラは、遠い昔から多くの人を介して伝えられてきたパワフルな言葉です。
詳しい意味はわからなくても、何度も繰り返すうちに唱えた通りの変化があらわれると言われています。

 

 

What is Kirtan? キールタンって何?

 

キールタンとは、マントラや神々の名前を旋律に合わせて歌うこと。
バクティヨガの行為の一つで、バクティとは献身という意味です。チャンティングと比べるとより音楽的で、神様に捧げるお祈りのような意味もあります。

キールタンも多様なスタイルがあり、アーティストによっても解釈は様々ですが、基本はコールアンドレスポンス。
今回のコンサートではダフネ・ツェの美しい歌声の後に私たちも続き、彼女の呼びかけに合わせて一緒に歌ったり、踊ったりもしました。

 

 

キールタンコンサート当日の様子 ダフネ・ツエの魅力溢れる感動的な夜!

 

マントラ、キールタン、ダフネ・ツエさんをご紹介しつつ、コンサート当日のレポートを紹介します。

東京都茅場町にあるStuioBowspringは、アメリカ、デンバー発の全く新しいヨガ、シュリダイヴァヨガの専門スタジオ。
古い建物をリノベーションしたビルの7階にあります。新しいと古いが同居した、スタイリッシュながらどこか懐かしい、ハイセンスなスタジオです。

ギターを中心にヨガマットが囲むように敷かれたコンサート会場。
開始までゴロンと横になり休憩したり、お隣の方とおしゃべりしたりゆったりとくつろげる雰囲気です。
マントラは伝統的なものですが、肩肘張らず皆と同じ目線で楽しみたい、という彼女の意図が伝わってくるようでした。

お土産のCDを買って、さあいよいよコンサート開始!

彼女の美しく力強いマントラが全身に、そして会場全体に響き渡ります。
曲の前には、彼女が大意を説明。私たちがそのメッセージを送りたい人をイメージするというのが新鮮でした。
自分でも大切な誰か(健在・故人問わず)でもいいのだそうです。音は時間や空間をこえることができるのだとか。

クライマックスはおなじみのナンバーを皆で歌ったり、合わせて自由に踊ったり!
リズム感のない私も自然に体が動くから不思議です。最後の曲では自然に涙が溢れました。
心から癒しを感じた、最高に感動的なコンサートでした。

 

ダフネ・ツエさんのキールタンコンサート、当日レポート記事です。

 

 

終わりに

 

東京茅場町で行われたダフネ・ツエの来日キールタンソウルコンサート。
彼女の生歌を聴いたのはこの日が2度目で、2014年新潟市で行われたミニライブ以来でした。
当時はマントラ?ダフネ・ツエ?聞いたことはあるけれど…という程度だったのですが、その後新潟でたくさんの出会いやきっかけがあり、それらに導かれるようにヨガやマントラについて学び始めました。

そして今回、また素晴らしいコンサートに参加することができました。
彼女の愛に溢れた歌声は、以前よりさらにパワーアップしていたように思います。
聴く人の魂を根本的な癒しへ導くダフネ・ツエの美しいマントラ。

来日コンサートはすでに全日程終了していますが、CDはネットでも購入可能です。
ぜひこの機会に、暮らしにマントラ音楽を取り入れてみてはいかがでしょう?

穏やかなヨガミュージックで心身を労りながら、この猛暑を乗り切って行きましょう♪

 

ダフネ・ツエ公式HP
https://www.daphne-tse.com/

リブウェルインスティテュート(今回のコンサートの主催企業)HP
https://livewell-institute.com/

スタジオBowSpringHP
https://www.studiobowspring.com/

 


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オガライフWriterの茉利奈さんのプロフィール写真

茉利奈さん

ヨガインストラクター。 埼玉県出身。 夫の転勤で新潟へ。 上智大学で哲学を学び、卒業後損保会社に勤務。心身の不調に悩んでいた頃、ヨガに出会う。ヨガをすることで心と体が穏やかになり、以前より物事をニュートラルに見つめている自分に気がつく。 会社勤めの傍ら勉強し、新潟でヨガを教え始める。 〈皆さまへ〉 ヨガや瞑想、マントラ(インドに伝わる聖なる音)詠唱を学び、日課としています。毎日の練習や日常を通して得た経験を、ライターとしてより多くの方へお伝えしていきます。 瞑想やマントラと聞くと、特殊なもの?難しい?と思われるかもしれませんが、実はとっつきにくいものではありません。 私自身も特別ストイックなわけでなく、インストラクターの仕事をしながら家庭の主婦をしています。 ヨガは生き方であり、心豊かに暮らすための哲学です。 講師としても人としても未熟ですが、多様な生活スタイルを認め受け入れながら、自分という存在をゆっくりと育てていこうと思います。 オーガニックライフに憧れるけれど現実はなかなか…という方が「これならできる」「こんな小さなことでもいいんだ」と肩の力が抜けるような記事をお届けできたら嬉しいです。 JYIAマスター&アドバンスコース・全米ヨガアライアンス(陰ヨガ/リストラティブヨガ/マタニティ・シニアヨガ) Instagram https://www.instagram.com/yoga.noaru.kurashi/?hl=ja

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