運動経験ゼロ!私がヨガを始めるのを躊躇っていた理由
運動経験ゼロ!身体もカチカチだった私が40歳を目の前にしてヨガを始めたきっかけと、ヨガを始めてみてよかったことを書いていきます。
私と同じような理由で「ヨガに興味はあるけれど、なかなか踏み出せない」という方の参考になったら良いなと思っています。
私は学生の頃から文化系で、身体を動かすことが大の苦手でした。
友人達とボウリングへ行くと、自分の不格好な投球フォームにガッカリしてしまう。当然、スコアも思わしくなく、ボウリングに限らず身体を使ったアクティビティをする機会があると、せっかくの楽しい時間も憂鬱な時間に変わってしまうことが多くありました。胡座の姿勢さえもキツいと感じてしまうほど、身体がガチガチに硬かったのです。
私はSEとして勤務しているため、長時間PCとにらめっこで仕事をしています。
長時間のPC作業に付き物なのが肩凝り。例外に漏れず、私も首から腰にかけての身体の強張りと長年付き合ってきました。週に1、2回は整骨院へ通ってほぐしてもらっていましたが、通っていて楽しい場所ではないし、一時的に凝りは解消するものの根本的な治療にはならないのにお金も時間もなんだか勿体ないなぁ、と感じていました。
ところが、ヨガのレッスンを受けるようになってからは整骨院へ行く必要がなくなりました。
これまで味わったことがないほど全身が軽くなり、歩くことが楽になり、首も肩も背中も気持ち良く解れている状態を味わうことができています。代わりに、難易度が高めのポーズにチャレンジすると時々筋肉痛が襲ってきますが、それさえも心地よく思えてしまうので不思議です。
ヨガを続けるモチベーションをくれたのは祖母でした
健康貯金のつもりで始めたヨガ。
レッスンを受けるようになって間もなく1年半になります。過去に、本を参考に独学で取り組んでみたこともありましたが、運動経験がない為身体の使い方が分からない…。
「このヨガのポーズどうやるの?」
「この人の身体どうなってるの?」
分からないから、続かない。モチベーションが保てないから、掘り下げて取り組むこともない。きっと私にはヨガとの縁がなかったんだなぁ、と諦めていました。
そんなときに思い出したのが祖母のことでした。
私には92歳の祖母がいますが、未だに自分の脚で歩いて、身の回りのことも全て一人で出来てしまいます。
祖母は昔から身体が柔らかく普段から運動をする習慣がありました。私も健康で元気でいるために、自由に動ける今のうちに運動をする習慣をつけておきたい、と思ったのです。
自分と向き合えるヨガは身体も心もほぐしてくれる
身体を柔らかくしたい、というきっかけで始めたヨガですが、ヨガは身体だけでなく心もほぐしてくれます。
1年半を過ぎた今でも、まだまだ身体が硬くて思うようにポーズが取れないこともあります。必ずしも完成形を目指す必要はないよ、と言われても、少しでもきれいにポーズが取れるように、自分なりに練習もします。
ヨガは、人と比べるものではなく、自分自身と向き合う時間だと言われています。
今日の自分の心の状態はどうかな?
身体はほぐれてくれているかな?
呼吸はきちんとできているかな?
忙しく日常を過ごしていると、自分の状態を観察する時間を取ることはとても難しく、小さな変化を見過ごしてしまいがち。
ヨガを通して、自分と向き合う時間の大切さを日々、実感しています。ヨガを始めてから日常のちょっとした動作も楽になり、家事も億劫ではなくなりました。なんとなく落ち着かないような気持ちになってしまう時は、呼吸でバランスが取れるようになりました。
ヨガを始めて発見できた、良かったこととは…
ヨガを始めてよかったことは他にもまだまだあります。
始めた当初は、リラックスができて、今よりも身体が柔らかくなればいいかなぁ、という気持ちでしたが、今では「このポーズが出来るようになりたい!」と色々なポーズにチャレンジしたくなり、練習をする毎日です。
昨日より今日、今日より明日、ほんの少しでも完成形に近付いていることを感じられるのは、この上なく爽快です。
私のように運動経験がなくても、体力に自身がなくても、身体が硬くても、ヨガをする心地よさをきっと皆さんも味わうことが出来るはずです。そして、自分でも気付いていなかった新しい一面を発見することもできると思います。年齢を重ねてからでもヨガと出会えたことに感謝をしながら、これからもヨガのある生活を楽しんでいくつもりです。
次回は、ヨガを始めて気付いたこととヨガを始めてよかったことについてもう少し、詳しくお伝えします!