タイの民間療法として広まるハーブテントを体験してきた!
「ハーブテント」
その名前を耳にした瞬間「これは好きに違いない」と、ときめいた。ハーブテントとはハーブを蒸しあげ、蒸気として全身に浴びることによって、さまざまな効能が得られる療法のこと。インドのアーユルヴェーダが元々の起源だとされています。その後タイの産後ケアとして用いられ、出産後の子宮の収縮を促すことを目的とした伝統的な民間療法として広まったようです。現在でも産後ケアとしての働きの他、リラックスやデトックス、体質改善を目的として広く愛用されている方が多いとか。
ここ日本ではまだまだ知らない、体験したことがない、という方がほとんどのようで、むしろこれからブームが来ること間違い無し!の温活療法と言えるでしょう。ハーブ大好き。サウナはミスト派。温活最高。そんな私が恋焦がれたハーブテントを実際に体験してきた様子をレポートします!
ハーブの香りに包まれ蒸気浴に癒されます
今回ハーブテント体験にあたってチェックインさせてもらったのは静岡県清水町にあります「Salon Arvo」さん。
一言でハーブテントと言ってもそれぞれ色んな特徴があるそうです。「Salon Arvo」さんで取り扱っている物はホリスティカルハーブテント®というもの。
サロンによって使用しているハーブややり方に違いがあると思いますのでご自身にあったハーブテントの種類を探してみてください。
あったー!!会いたかったハーブテント!あぁ、ときめく…。
ハーブテントに入る前にハーブテントについてのお話をSalon Arvoオーナーの山本さんにお伺いしました。
落合:「ハーブテントは、どんな効能があるのでしょうか?」
山本:「大量の汗をかくので身体の中に溜まった毒素や、不要な感情を排出しします。皮膚から毛細血管、鼻から脳へ、気管支から肺へとメディカルハーブの薬効を取り入れます。温めることで自然治癒力を高め、身体だけでなく心も癒されるという方が多いですね。ハーブテントという言葉からソフトなイメージで来られる方がいらっしゃいますけど、中身は結構パワフルなんですよ。」
香りの高いハーブは化粧品認可が下りているオーストラリア産の高品質なオーガニックハーブを使用しているので薬効成分を体内に取り入れるという面でとても安心が出来ると思いました。よもぎ蒸しやサウナと違うのは子供も入れるということと、生理中でも大丈夫だということ。PMSでギスギスしているよりもハーブパワーで癒されて快活に過ごしたいものです。
実際にハーブテントに入ってみました
様々な香りの中から本人が気に入った香りを蒸気で蒸し上げ、テントに入ります。
今回セレクトしたハーブは「RELEASE」というブレンド。主に排出、手離し、未来への前進、物事をスムーズに進める等、デトックスに焦点を当てたハーブミックスで、初めてハーブテントに入る方にもおすすめのハーブとのこと。スッキリとした清涼感ある香りです。
サウナ着に着替え、テントに入ります。
足を高濃度炭酸水で足浴しながら、温かなジンジャーティーをいただきながら時を過ごします。
テントを閉めると細かな蒸気と広がるハーブの香りが広がり…これはもう、最高!
20~30分程、お茶をいただきながらひたすらハーブの香りに蒸されます。この時に、セレクトしたハーブのキーワードに思いを馳せるもよし、ただただ瞑想状態でデトックスされるもよし。時の過ごし方はそれぞれだと思いますが、思った以上に汗が凄い!!こんなに出るの?ってくらい出まくりました。強烈。
出てみると、汗!汗!汗!!!しばらく汗は引きませんでした。でもこの汗が不思議とシャワーを浴びなくても平気な汗で、べたつきがないんです…不思議。
足浴をした部分は違いがハッキリ分かる程皮膚の色が変わっていたのにも驚き!
汗はタオルでふき取って、そのままお洋服に着替えます。
「ハーブの効能が浸透してくるので、出来たら夜までお風呂に入らないでください。」とのこと。
こちらのサロンでは終了後のハーブを袋に入れてくれお持ち帰りさせてくれるのです。
帰ってからお風呂に入れてもう一度香りを楽しめる嬉しいサービスです。
月に1度はハーブテントで身体を整えて体温上がり美人に!
いらないものは汗で出し、良い効能は浸透させる。そうすることで身体や精神に不思議とスペースが生まれ、なんだかクリアーになったような気分に。
身体スッキリ。意識スッキリ。これこそが「整う」というやつなんだろう。月に1回か…できれば2回はハーブテントで整いたい!
ハーブと蒸気に浄化される新たな世界は「最高!」の一言でした。
《Salon Arvo》
・住所
静岡県駿東郡清水町徳倉187-4
・HP
https://salonarvo.storeinfo.jp/
・Instagram
https://www.instagram.com/bs_arvo/