ヨガをすると志向が変化する?
あなたのまわりのヨガをやっている友達やヨガインストラクターにエコロジーに関心があったり、無添加食品が好きだったりする人が多くないですか?そしてその友達やインストラクターは行動的であったり、フットワークが軽かったりしませんか?ヨガをする人の趣味・思考がある方向に変化するのはヨガのポーズをとることでチャクラ(体にあるエネルギーセンター)が刺激されることが、理由のひとつではないかと考えられています。今回はそのチャクラとヨガの関係について紹介していきます。
チャクラとは
チャクラという概念はヒンドゥー教に起源があると言われていますが、ヨガでは一般的に体に7つあるエナジーセンターのことを指します。7つのチャクラは、それぞれ異なる特性を有しており、異なる影響を心身に与えると考えられています。また、それぞれ決まった色や音(マントラ)があり、それを瞑想などに取り入れることで、それぞれのチャクラに刺激を与えることもできると言われています。
体にある7つのチャクラ
それでは7つのチャクラを具体的に見ていきましょう。
名前 | 位置 | 象徴 | 色 | 音(マントラ) | |
第7のチャクラ | サハスラーラ | 頭頂 | 自己統制 | 紫 | オム |
第6のチャクラ | アージュナー | 眉間 | 直感力、知恵 | 藍色 | ハクシャム |
第5のチャクラ | ヴィシュッダ | 喉 | コミュニケーション力 | 水色 | ハム |
第4のチャクラ | アナハータ | 胸 | 慈愛 | 緑 | ヤム |
第3のチャクラ | マニプーラ | おへそのあたり | 意志力 | 黄色 | ラム |
第2のチャクラ | スワーディスターナ | 丹田のあたり | 精力 | オレンジ色 | ヴァム |
第1のチャクラ | ムーラーダーラ | 会陰 | 生命力 | 赤 | ラム |
ヨガポーズによるチャクラの刺激
以上の7つのチャクラはさまざまなヨガポーズをとっていくことで、刺激することができます。例えば、戦士のポーズⅠで両手を上げ、胸をひらくことで、第4チャクラであるアナハータチャクラが刺激されます。そうすると他人や物事に対して慈悲深くなり、地球環境にも興味を持っていくと考えられます。また、下を向いた犬のポーズで第1チャクラのムーラーダーラや第3チャクラのマニプーラを刺激すると、活力が増し行動的になるとも考えられます。ヨガのポーズをとるときにチャクラの影響を感じてみると、ヨガがもっと深くおもしろいものに感じられるのではないでしょうか。ぜひ考えてみてくださいね。