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お好みのお豆腐が見つかるには?!種類だけじゃない!お豆腐の違いをご紹介
夏日が増え暑い日が続いていますね。日本の気候らしく湿度も高く、早くも「夏バテ」のキーワードを耳にしました。今回はそんな暑くて食欲がわかない時、さっぱりとヘルシーな物が食べたい!と、思った時の救世主!夏の定番「冷奴」お豆腐についてご紹介しようと思います。
『畑のお肉』とも言われている大豆からできたお豆腐。ダイエットにも欠かせない食材です。種類も豊富で価格帯も幅広いのでついつい同じお豆腐を選びがちですが、種類の数だけ味も違います。今回この記事をみて、選び方を知ったらご自分の好きなお豆腐に出会えるかもしれません!ぜひ参考にしてください。
絹と木綿だけではない?お豆腐の種類をチェックしてみましょう!
お豆腐売り場に行くと陳列されている種類は「絹豆腐」「木綿豆腐」だけでも多くの種類が売られています。値段を見ても100円以下の安いお豆腐から200円以上するものまで幅がひろく、何が違うのか?と、悩んだ結果いつもと同じお豆腐をカゴに入れるのが定番でした。
何が違うのか?そのポイントは4つ。
・大豆の種類
・豆乳の濃さ
・作る製法
・固める凝固材
この、4つのポイントの違いで豆腐の種類・味・価格が変わります。ここで覚えておいてほしいのは、どの種類が良い・悪いなどではないという事です。それぞれの特徴があって個性が違います。違いを知り食べ方や使うお料理の使い分けをしてみたり、今まで購入したことのないお豆腐を手に取ってみたりと、お気に入りのお豆腐を開拓してみるのも楽しいのでぜひ試してみてください。
4つのポイントを詳しく解説!豆腐の個性をご紹介します!
お豆腐の違い、4つのポイントについて詳しく解説していきますね。
①大豆の種類
大きく分けて『国産』と『輸入』大豆の2種類に分けられその中でも国産大豆では『推奨品種』と『在来種』の2種類に分類されます。
・推奨大豆は一般的に知られている大豆
・在来種は各土地で栽培されているその土地ならではの大豆です。希少価値が高く値段もあがります。
・輸入大豆は油用として使われる事が多いため油分が多く、甘味やたんぱく質が少ないのが特徴です。
②豆乳の濃さ
豆腐を作れる豆乳の濃度は7%〜14%と言われ、味はもちろん、固まり方にも変化があります。
③固める凝固材
豆腐を固める時に入れる物を凝固材と呼びます。凝固材により味も変化があるので冷蔵庫に豆腐が入っていたらパッケージをチェックしてみてください。凝固材には天然にがり・硫酸カリウム(塩化マグネシウム)など5種類あります。
④作る製法
製造方法として『機械作業』か『人の手で作られている』かの違いがあります。また、作られる工程で『消費期限』の物か『賞味期限』の物かでも違いがありますが詳しくは次の章でご紹介します。
豆腐の見分け方のポイント!冷奴の食べごろは〇℃~〇℃
前章で少しご紹介しましたが、豆腐には賞味期限と消費期限があります。豆腐の製造方法で変わってくるので、購入する際はチェックして購入してください。
賞味期限が記載されているお豆腐
記載された期限まで味が落ちず美味しく食べる事ができるのが特徴です。
・豆腐自体の味がさっぱりしているので薬味やしょうゆなど味をつけて食べるのが◎
プチレシピ★ミニトマト・かつお節・めんつゆ・ごま油
消費期限が記載されているお豆腐
長期保存が出来ないので期限内、早めに食べる事をおすすめします。
・豆や豆乳の味を楽しんで食べてもらえるので、薬味や調味料を使わずそのまま食べた後にトッピング等などで味の変化を試してみてください。岩塩などシンプルな味付けもおすすめです。
プチレシピ★岩塩・いりごま・あおさのり
★ここで豆知識★
夏になると食べたくなる冷奴。冷奴を美味しく食べられる温度は『17℃〜19℃』と言われています。甘味や油成分、うま味成分が交わり一番美味しく感じられる温度といわれています。ぜひこの夏、お試しください!
※製品や個人差があります。
美味しい・ヘルシー・栄養満点!!豆腐はカラダの味方!
夏本番前にカラダを整えて、夏バテ知らずで過ごすためには早めからのケアが必要!暑い夏、どうしても冷たい物を食べたりイベントなどで食べ過ぎてしまう機会が増えるかと思います。胃の弱り・胃の不調は夏バテに繫がる要因の一つです。日頃の食事から胃をいたわり、夏を元気に過ごす準備をしていきましょう!豆腐は栄養価も高く、消化も良い食材なので夏の季節にはおすすめです。お気に入りの豆腐を見つけて美味しい豆腐で健康と美を作っていきましょう!
オガライフライター Sakiko Ishii さん のプロフィール