ワセリンは石油を精製したもの
(ワセリンの存在は知っているけれど、顔に塗るのは抵抗がある……」と思っていませんか?ワセリンは石油を化粧品用に精製したもの。石油を顔に塗ると聞くと驚くかもしれませんが、実はスキンケアとして使えるアイテムなんです!今回はワセリンをスキンケアに取り入れる際のコツや、メリット・デメリットをご紹介します!
なおワセリンにはグレードがあります。スキンケアに使うなら、白色ワセリン以上の商品をチョイスしてみてください。下にいくにつれて、不純物が多く配合されています。
・サンホワイト
・プロペト
・白色ワセリン
・黄色ワセリン
ワセリンのスキンケアにはコツが必要!
ワセリンはスキンケアとして使えますが、なんとなく塗るとベタベタしてしまいます。使い心地を良くするためのコツをお伝えしますね。コツはたった2つだけ。
①少量だけ取ること
②手とタオルでおさえること
たったこれだけで、ワセリンの使用感が良くなります!
では早速、ワセリンを塗っていきましょう。お肌の乾燥が気になるなら、事前に化粧水を塗っておいてくださいね。少量とは、これくらいです。
毎回このくらいの量しか使いませんので、コスパはかなり良いといえます。このワセリンを手のひら全体に伸ばして、手のひらで包み込むようにおさえつけます。量を取り過ぎてしまったら、かかとやヒジ、手などに塗ってあげましょう。
ジェルネイルをオフしたばかりのため、爪がパサパサしていますが……。
ワセリンでコーティングされ、ツヤツヤに!
ワセリンを塗り終わったら、最後の仕上げとしてタオルでおさえつけます。塗りたては油分でベタベタしていても、“しっとり”に変わりますよ。
ワセリンをスキンケアに使うメリット・デメリット
次はワセリンでスキンケアをする際に感じる、メリットとデメリットをご紹介します。
・メリット
ワセリンのメリットを一言で表すと“気軽さ”です。
・油分による保湿力に優れている
・ドラッグストアで購入できる
・成分を気にする必要がない
・赤ちゃんにも使える
ワセリンは多くのドラッグストアで販売されているため、すぐに購入できます。また成分は名前の通り、ワセリンのみ。成分がシンプルなことから、赤ちゃんにも使えます。お子さんにワセリンを塗り、余った分を自分の顔に。といったように、2人分のスキンケアがほぼ同時に行えますよ!ちなみに私は、子どもと一緒にお風呂に入る日はワセリンのみでスキンケアをしています。2人分のスキンケアを30秒で終わらせます。
・デメリット
気軽に使えるワセリンですが、デメリットもあります。
・ワセリンを塗った後、タオルでおさえないとベタつく
・スキンケアタイムに「楽しさ」がない
・肌に水分を入れることはできない
・他のスキンケアアイテムが必要な場合もある
人によっては、ワセリンのみでは乾燥してしまうこともあります。ワセリンは油分であり、水分を入れることはできないからです。そうなればやはりワセリンの前に化粧水や美容液を使う必要があるため、他のスキンケアアイテムを常備しておく必要があるでしょう。
ワセリンをスキンケアアイテムとして使ってみて!
ワセリンでスキンケアをすれば時短になり、日々の時間が少し増えます。コツをつかめばベタつきもおさえられますので、ぜひ試してみてください。まずは時間がない日に、ワセリンをスキンケアに使ってみてはいかがでしょうか?
オガライフライター 沼 咲香さん のプロフィール