マタニティヨガって?
ライフスタイルにヨガを取り入れる人が増える現在、実は妊娠をきっかけにヨガを始める人も多いことをご存知でしょうか?
ヨガブームと言われる今、ヨガスタジオの増加やフィットネスクラブでのヨガクラス導入により、多くの方がヨガを生活に取り入れています。
その中には、産婦人科での「マタニティヨガ」をきっかけに、ヨガを知った、ヨガが好きになった、産後もヨガを続けているという女性も。
「マタニティヨガ」とは、妊娠期に行うヨガのこと。
大きなおなかでも動きやすく、妊婦さん本人はもちろん、おなかの赤ちゃんへ安全なポーズを中心に行います。
ヨガで大切とされる「呼吸」はリラックス効果をもたらすとされ、心と身体が変化する妊娠期にはぜひとも取り入れたい呼吸法です。
妊娠中に起こりやすい身体の不調を緩和し、出産に向けて呼吸とメンタルを調整、おなかの赤ちゃんとコミュニケーションを図ることを目的としています。
妊娠中では、ヨガを行う時期、注意しなければならないポーズなど危険も伴うため、始める前には注意点をしっかりと確認しておきましょう。
マタニティヨガを取り入れるべきタイミングや知っておくべき注意点
マタニティヨガは一般的に、13週~16週ころを目安に始めるのが適切と言われています。
もちろん、身体の変化には個人差がありますので、つわりやおなかの張りなど自分自身の調子や様子によって判断するのが重要です。
また、必ず始める前には、産婦人科のお医者さんに相談し許可をもらいましょう。
妊娠初期では、おなかが目立たないため、妊娠前のように頑張りすぎたりすることも。
妊娠中は、自分でも思っていないトラブルや身体の変化、急な不調なども考慮して、自分自身の様子をしっかりと観察してあげることが大切です。
一人ではなく、赤ちゃんも一緒にヨガをしている、同じ時間を共有していることを忘れずに。
マタニティライフを満喫!ヨガのメリット
妊娠したことで身体はもちろん、生活スタイルや環境などに変化がある方も多いでしょう。
マタニティヨガを取り入れることにはさまざまなメリットがあるとされています。
【マタニティヨガのメリット】
・血行促進で冷えやむくみ、こむら返りをケア
・運動不足の解消と体力づくり
・自律神経のバランスを調整しリラックス
・身体をほぐし腰痛や肩こりの緩和
・基礎代謝を向上し太りにくく
・リラックス効果でストレス発散
・妊婦さん同士のコミュニケーション
運動することで得られる身体へのメリットの他、リラックス効果や自律神経の調整により心にもさまざまな変化が生まれます。
妊娠前の自分自身との違いから、思わぬことで気持ちが落ち込んだり、涙が出たり。
マタニティヨガで、身体の心地よさと、心の穏やかさを感じ、短いマタニティライフを自分らしく満喫していきましょう。
マタニティヨガで穏やかな出産へ
妊娠中はさまざまな変化に戸惑い、悩み、不安に思うこともあります。
出産に向け日々生活していくうえで一番大切なのは、ママ自身の健康です。
マタニティヨガには、身体の健康だけでなく、心の健康と、たくさんのメリットがあります。
赤ちゃんと会えるまでのマタニティライフは本当に短いもの。
せっかくなら、今だけの自分と赤ちゃんとの時間を楽しんで!
マタニティヨガを取り入れ、体力づくりと呼吸法で、ぜひ心穏やかにお産を迎えてください。