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そもそも、なんで夏バテになるの?
理由が分かると《夏バテ防止ケア》がはずせない!
夏になると汗をかくことが増え、ついつい冷たいドリンクや料理の摂取が増える方も多いのではないでしょうか?!夏バテ防止と冷え防止は切っても切り離せない関係があります。冷たいものは美容にも健康にも良くない…なんとなく知識としては持っているけれど、我慢できず摂ってしまうことが増えます。
その時、体の中では一時的に直接胃腸が急速に冷やされ、腸力が一時的に鈍くなります。
人間の体は元に戻そうと働いてくれる優れもの!
ただ、これを毎日何度も繰り返すことで腸の温度が元に戻りづらくなり、通常よりも腸力の低い状態をキープしてしまいます。
「暑いのにお腹を触ると冷たい」
これが、まさに内臓冷えのサインで、腸力が弱くなっているので、食欲がわかなくなったり、なおさら冷たくてさっぱりしたものしか食べたくなくなります。
そうなると、さらに腸力は弱くなってしまい、体力減退につながり疲れやすくなってしまいます。これがまさに「夏バテ状態」です!
実は、この夏バテ状態は美容面でも悪い影響が!
腸力が弱いということは、エネルギーは美容面よりも健康面に優先的に使われるよう働きます。
生命維持に関わらないお肌は後回しにされてしまうというのが、人間の体のしくみとしてあります。そのため、お肌も乾燥しやすくなりますし、乾燥したお肌は紫外線も入りやすいのでしみやたるみといった紫外線による肌老化も起こりやすくなります。
そして、実は太りやすくもさせているという意外な事実も!
夏バテは一見、体重は落ちますが秋に太りやすくなります。夏の間の内臓冷えが続き、腸力が弱ったまま秋に入り食欲が戻った時は、代謝させる力が弱いので脂肪になりやすいんです。だから夏バテ防止は美容にもダイエットにも関わる大切なケアなんです♪
夏バテになりやすい人の意外な特徴!
夏バテになりやすい人には特徴があります。
夏バテ防止と腸力の関係についてお話させて頂きましたが、夏バテになりやすい方の特徴に、
・汗をたくさんかく
・汗をかきづらい
このような方が多くいらっしゃいます。
どちらも「腸力低下」と繋がっています。前者は、腸力が弱くなることで解毒を担っている腎臓にも負担がかかり、腎臓機能も次第に弱くなることで尿の量が減ります。そして尿で排泄されるべき老廃物が汗に混ざりやすくなるので、汗の量が増えます。
またベタつきのある汗が増えたり、においのある汗が増えることも。
「汗をたくさんかいたからトイレの回数が減った」のではなく、それは腸力が弱くなってしまっているサインであるんです。また後者の方も、暑くても汗をかくことでの体温調節機能が上手く発揮されにくいので夏バテになりやすくなります。
汗の状態で分かる夏バテ防止に繋がる《腸力》。
腸力アップが汗の量をコントロールさせ、サラサラの汗に傾け、夏バテ防止につながります!
おいしく腸力アップ!夏バテ防止に、美肌に、ダイエットに役立つ料理レシピ
腸力アップに欠かせない善玉菌。
腸内環境を整えるためには、腸内の善玉菌を増やすことと、善玉菌のエサを食事で摂取することがポイントです。腸力アップに人気の美容ドリンク《甘酒》と、食物繊維豊富な《ごぼう》を組み合わせたおいしいレシピのご紹介です。
腸力アップ!甘酒×ごぼうの胡麻サラダ
【材料】
・ごぼう1本
・にんじん1本
・ツナ缶1缶
⚪︎甘酒大さじ4
⚪︎だし醤油大さじ1
⚪︎かつお節一握り
⚪︎炒り胡麻大さじ3
⚪︎塩 少々
【作り方】
1、ごぼうとにんじんは千切りにカットして、熱湯で2〜3分茹でる。
食感が残るくらいがおいしいです。
2、⚪︎の材料と混ぜ、1のごぼうとにんじん、ツナ缶を混ぜて和えてできあがり!
実はドイツでは、ごぼうは《バードック》という呼び名でハーブとして腸力をアップさせ、腸のトラブルを整えるメディカルハーブとして活用されています。
日本では食用ですが、ヨーロッパでは《ハーブ》としての認識で、体を整えるものとしての長い歴史があったりします。
夏バテ防止に積極的に摂りたい野菜の一つ《ごぼう》
夏バテ防止できる簡単でおいしいお料理は、腸力を整えることができ、同時にお肌への潤いも作り出し、透明感やハリのあるお肌に変化させます。
腸力が上がると痩せやすくなるメリットも!おいしく綺麗に、夏の乗り切って頂けるお料理です!
夏バテ防止の体づくりで、秋も冬も太らない、冷えない体質に!
今年の夏は絶対、夏バテ防止!
そう決めたら、今日から腸力を高める習慣の始まりです。夏に過ごした生活習慣は、秋と冬の来シーズンの体質を大きく決める鍵となります。夏の間、体を冷やすことが増えると、腸力が下がり太りやすい体質につながることはもちろん、冬の冷えが強く出やすくなります。夏の過ごし方の見直しが、秋と冬の体作りにつながっています。
夏バテ防止に繋がる基本の生活習慣豆知識
・温かいものや常温のものをなるべく摂取する
・就寝時は腹巻などの着用でおなか周りを冷やさず腸力を高める
・夏も入浴で体を温める
・善玉菌を含む料理(甘酒、味噌、納豆、麹など)や発酵食品(ヨーグルト、納豆、お漬物など)を可能な限り食事に取り入れる
・善玉菌のエサになる食物繊維やオリゴ糖を含む野菜やフルーツ、海藻類、豆類といった植物性の食品や料理を増やす
ちょっとした生活の見直しの積み重ねが、腸力を高、体の中を整え、見た目のお肌やボディラインの変化へと次第に繋がります。
美容面と切り離せない夏バテ防止ケア、今年の夏から始めてみましょう!