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目次
バランスのとれた食事、意識していますか?
どんな食べ物もそうですが、健康的な食生活を送るためには、良い栄養素を満遍なく適度に取ることが効果的です。
良いと言われているから大量に摂取すれば効果10倍、というわけにはいきません。
良い栄養素も、過剰に取りすぎると体に負担をかけることもありますし、せっかく摂取しても体が受け入れる限度があって流れ出てしまうこともあります。
かといって必要な量より不足すると、やはり体に影響を及ぼすこともあります。
アンチエイジングにいいのなら毎日この食材ばかり食べるわ!というのでは栄養が偏ってしまい、実際に美肌を手に入れるには遠い道のり、ということは想像がつきますよね。
よりバランス良い食生活を手に入れるには、普段の食事に、足りていないと感じる栄養素をプラスしていく方法がおすすめです。その結果、気づかないうちに健康も美肌も手に入れていたわ、というのがとても理想的なパターンです。
普段から、足りてないものは何かな、これを取り入れてみようかな、と考えることはとても大切なことです。いつも同じお野菜ばかり買っている、というのでしたら、たまには違ったお野菜、あまり食べていない食材も取り入れてみてはいかがでしょう。
パセリを普段の食卓に導入してみましょう
パセリ、よくお使いになりますか?
もし、普段あまり買わないかな、というのでしたら、ぜひおすすめしたいと思います。
パセリは栄養価がとても高く、ビタミン、ミネラル、タンパク質、食物繊維、炭水化物、と満遍なくと言っていいほどたくさんの栄養素を含んでいます。
特にビタミンCやベータカロテンが豊富なので、美肌効果や生活習慣病予防などといったアンチエイジングケアにも嬉しい食材です。
カルシウムや鉄分も取れるので、ちょっとイライラしているときにもおすすめです。
また、殺菌効果や口臭予防もあると言われていますので、お弁当に入れるのも良いですし、匂うものを食べるときにも一緒にとりたいですね。
まだまだたくさんの良いところをもっているパセリ、導入しない手はありません。
今回はアンチエイジングレシピ第一弾として、栄養価が高いのに活躍の場がまだまだ少ないパセリを、より活用していただけるように、まずは簡単な基本レシピからご紹介しようと思います。
パセリ?揚げ物の横に彩に添えるくらいしか使い方がわからないの、とおっしゃるかもしれません。
大丈夫!普段のお料理にどんどん取り入れていただけますよ。
まずは飾りに買ったものの余っちゃった、というパセリをドライにしてみましょう。
徐々に、ソースやドレッシングにも足して、普段から常備しているハーブになったとしたら素敵ですよね。
そうなったら、プランターで育てたくなるかもしれません!
(パセリは妊婦さんの子宮に刺激を与えると言われています。妊婦さんは、大量摂取はせず一口程度にしましょう)
パセリを使ったレシピ
“ドライパセリ”
=材料=
パセリ(オーブンの天板に乗ればいくらでもOK)
=作り方=
- パセリはよく洗い、タオルまたはキッチンペーパーでしっかり水気を拭き取り、葉と茎にわける。茎の太い部分は使わなくてもよいが、使う場合は小さめに刻む。
- クッキングペーパーをしいた天板にパセリをのせ、120度に予熱したオーブンで30分焼き、そのまま庫内で冷ます。
- 2をビニール袋に入れ手で細かくもみほぐす。(フードプロセッサーでもOK)
- 冷蔵庫または冷凍庫で保管する。
ドライパセリの使い方いろいろ
- カレーやハヤシライスなどのライスにさっと混ぜ込む。
- スープやお味噌汁の上に散らす。
- パセリをたっぷり混ぜたオイルパスタにする。
- トマトパスタ、クリームパスタ、魚介のパスタ、いろんなパスタの仕上げにかける。
- リゾットや、パエリアの上にも。
- カツの衣としてパン粉に混ぜ込むと香りも抜群。
- オイルとニンニクとまぜてバゲットに塗って焼く。バターに混ぜてパセリバターにしても。
- お魚やお肉の下準備でニンニクとともにすりこむ。
- スコーンやマフィンに混ぜ込んで、お食事系の焼き菓子に。
- ドレッシングやタルタルソースに混ぜるのも最適。
“パセリライス”
ご飯を炊いて、熱いうちに材料を混ぜるだけの簡単レシピです。
ドライパセリでも、生のパセリのみじん切りでもどちらでもOKですが、パセリライスには生を使った方がよりフレッシュ感も香りも楽しめるのでおすすめです。
“ガーリックパセリライス”
=材料=
ご飯(2合分)、パセリみじん切り(大3〜お好みでもっと入れても)、ニンニクみじん切り(小1)
“アンチョビパセリライス”
=材料=
ご飯(2合分)、ニンニクみじん切り(小1)、パセリみじん切り(大3)、アンチョビペースト(小1)、(お好みでバター20g)
“レモンパセリライス”
=材料=
ご飯(2合分)、レモンの皮みじん切り(1個分)、パセリみじん切り(大3)、(お好みでバター30g)
“パセリペースト”
=材料=
ニンニクみじん切り(小1)、パセリ(90g)、クルミ(ローストする、30g)、オリーブオイル(60g)、豆乳(30g)、塩(小1/2)
=作り方=
材料をフードプロセッサーにかけてペーストにする。
※アレンジレシピとしてパスタにからめたり、ジャガイモにからめたり、セロリやニンジンを細長く切ってディップしたり、ソテーしたお魚にのせたり、バゲットに塗って食べても。
“パセリソース”
ドレッシングとしてや、お肉やお魚のソースとしても。
=材料=
パセリみじん切り(大5)、ケッパーみじんきり(大1)、タマネギみじん切り(大3)、クルミみじん切り(大3)、オリーブオイル(大3)、塩(小1)、コショウ(少々)
=作り方=
材料をフードプロセッサーにかけてペーストにする。
“グリル野菜と生野菜のパセリソースがけ”
=材料=
パセリソース(適量)
グリル野菜・・・野菜(ジャガイモ、南瓜、カリフラワー、蓮根、ニンジン、蕪、ブロッコリー・ゴボウなど計700g)、オリーブオイル(大2)、塩(小1)
生野菜・・・レタス、きゅうり、トマト、水菜、ベビーリーフ、白菜、大根、ニンジン、ラディッシュなどお好みで
=作り方=
- グリル用野菜を一口大に切り、ボールに入れてオリーブオイルと塩をかけてよく混ぜ、クッキングシートを敷いた天板に並べ、180度に予熱したオーブンで30分焼く。
- 生野菜は一口大に切る、千切りにする、など食べやすい大きさに切る。
- パセリソースを1と2に添える。
普段のサラダやお料理にパセリをたくさん加えてはいかがでしょう?
“丸麦サラダ”
=材料=
丸麦(1/2カップ)、タマネギ(1/3個、7mm角)、ニンジン(1/2本、7mm角)、セロリ茎(1/2本、7mm角)、セロリ葉(1/2本、みじん切り)、インゲン(10本、7mm長さ)、パセリ(大4、みじん切り)、ナッツ(大3、松の実、アーモンド、クルミなど)、コーン(大4)、塩(大1/2)、レモン汁(大2)、オリーブオイル(大2)
=作り方=
- 丸麦は、洗って水に30分以上浸し、たっぷりの沸騰した湯で約15分茹でる。
- パセリ以外の野菜はそれぞれさっと蒸すか茹でる。
- ナッツは香りが出るまで焼き、刻む。
- ボールに1-3を合わせ、塩、レモン汁、オリーブオイルを加えて和える。
“桜エビとレンコンのマリネ”
=材料=
桜エビ(50g)、レンコン(150g)、タマネギ(1/2個)、パセリ(大3)、酢(大1.5)、砂糖(小2)、塩(小1/2)、オリーブオイル(大1)
=作り方=
- レンコンとタマネギは薄切りにして、さっと茹でる。
ボールに1、桜えび、パセリ、酢、砂糖、塩、オリーブオイルを入れて和え、冷蔵庫で冷やす。
いかがでしょうか?
何に入れてもよさそうね、と思っていただけたのではないでしょうか?
今回は葉っぱのレシピをたくさんのせましたが、茎も同様に細かく刻んで葉と同じように使っていただいてもよいですし、スープに入れてクタクタに煮込んでも、香りもでてやわらかくなって美味しいです。
ぜひパセリ、お試しください。