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ヨガに興味があってもレッスンに通えなかった理由とは
運動経験ゼロ!身体がカチカチに硬かった私が、ヨガを始めて気付いたことを書いていきます。
初心者の「あるある!」や、ヨガのレッスンを受けることに興味がある方のお役に立てれば良いなと思っています。
私は20代の頃からヨガに興味があり、本を購入して独学で取り組んでみたこともありました。ところが運動経験がないため身体の使い方が分からず、身体も硬かったため、
(身体が柔らかければこんなこともできるんだなぁ。)
(このポーズが出来るようになりたいけれど、無理だろうなぁ。)
と、諦め半分、憧れ半分の思いで本を眺める日々でした。
私がヨガに興味を持ち始めた当時は、だんだんとヨガスタジオが増え始めていて、ヨガ人口が増えつつあったと記憶しています。本を見るだけではやり方が分からないし、レッスンに通ってみようかな、と考えてはいたものの、(身体が硬すぎて恥ずかしい!)という気持ちに負けてしまい、(もう少し身体を柔らかくしてからにしよう…。)と先延ばしにしていました。
当時の「恥ずかしいから」という気持ちは10年以上経った今でも鮮明に思い出すことができます。
「恥ずかしいから」という気持ちは、それほど重たく濃く、私の「ヨガへの一歩」の足かせとなっていたのです。
初めて人からヨガのポーズを教えてもらった日に感動したこと!
なかなかヨガのレッスンへ通う一歩を踏み出せずにいたものの、ずっと興味と憧れがあったので本の中から自分が出来そうなポーズをとってみたり、ストレッチをしたりもしていました。
私の手元にあった本では太陽礼拝がフォーカスされており、(これなら出来そう!)と自分なりに取り組んでいました。本ではどうしても完成形のポーズの写真しか確認ができません。最初の難関は「ダウンドッグ」でした。どこで踏ん張るのか?何を意識するのか?あまり気持ちよさを感じられないから何かが違うのだろうけれど、自分の姿を見ることが出来ない為、本の写真とどこが違うのかが分かりません。
そんなある日、ビーチサイドのフェスに参加するため友人達と静岡へ行った時のこと。
到着するや否や、心地よい海風を感じながら太陽礼拝を行ってみました。友人のうちの一人が、ヨガのインストラクターになるための勉強中だった為、私のダウンドッグのポーズをアジャストしてくれました。今まで私が行っていたヨガのポーズはなんだったのだろう…!とても心地よく、背中や肩や膝裏が伸びているのです。ヨガを人から教えてもらうことで、より心地よくポーズをとることができるのだということを実感し、正しく行うとカチカチに身体の硬い私でも身体を伸ばすことが出来るのだと、感動した経験でした。
身体がカチカチに硬くても、ヨガのレッスンは楽しい
私がヨガのレッスンを受けるようになってから1年半になります。
元々運動経験がなく、身体の使い方が分からない私には、人から教えてもらえる環境でヨガを行うことが合っているなぁと感じています。
そこそこヨガのポーズをとることに馴れてきた今でも、インストラクターの方にアジャストをしてもらうと「身体が硬い私でもここまでいけるんだ!」という気付きがあり、またそんな発見がレッスンを受ける楽しみの一つでもあります。
まだレッスンに通い始めて間もない頃に、焦る気持ちから、自宅でヨガのポーズの練習やストレッチをしていたところ、身体を傷めてしまったことがありました。そんな経験もあり、身体が硬い人が安全にヨガを行う為には、適切な指導をしてもらうこと、ポーズのコツやポイントを知っておくことが大切だと、身をもって感じています。
恥ずかしさから、ヨガのレッスンを受けることをためらうのは、もったいない!
(ヨガに興味があるけれど、身体が硬いからレッスンを受けるのは恥ずかしい)という当時の気持ちはとても強いものでしたが、思いきってヨガのレッスンに通っている今になると、本当にもったいなかった!と感じます。
インストラクターの先生の、「柔軟性で動けるのはここまで、あとは呼吸で深めます。」という言葉からも、身体が硬くても呼吸で深めることが出来るんだ!と後押しされます。
恥ずかしい気持ちがあると、なかなかその一歩が踏み出せないかもしれません。
私もその一人だったので、よく分かります!でも、身体が硬い人こそ、思い切ってヨガのレッスンを受けてみて欲しいな…と思います。
きっと、新たな発見があるはずです。自分の可能性とともに、身体の稼働域も、思考も広がるかもしれません。
次回は、ヨガを始めてよかったことについて、より詳しく書いていきます。