ハワイで感じた、収穫は植物が自生する環境を見たこと
皆さん、Aloha!オガライフライターのMasaeです。
前回のマイレプログラムからの続きです。前回の記事では、マイレプログラムの中でハワイ島の抱える問題などにも触れることが出来たことを書きました。
このプログラムでもうひとつ大きな収穫だったのは、植物が実際に自生する環境を見ることができたことです。私は自宅のバルコニーで、マイレやプルメリアなど、いくつかの南国の植物を育てています。その植物を生き生きと保つためには、もともとの生育環境を知るのが一番です。もちろん南国由来の植物なので、冬場に温度管理が必要なことは分かりますが、夏でも突然立ち枯れなどを起こすことがありますし、ハイビスカスが冬に咲いたりすることがあります。
その植物の健康を保つには、自生する環境を知るのが一番です。このプログラムではマイレ以外のたくさんの植物の説明もしてもらうことができ、実際に見ることができたのも大きな収穫でした。
この写真は、ハウ・クアヒヴィというハイビスカスの原種のひとつです。この植物も滅多に見られない貴重なものだそうです。この状態で最大に花開いている状態だそう。そのような貴重な植物を見ることができるのも、現地をよく知る人の案内があるからこその経験です。
マイレは多少寒くても自生するという発見
プログラムが進み、マイレの自生地のひとつのマウナロアロードを進むにつれて標高も上がり、雨も強くなり、気温が低下していきました。常夏のイメージの強いハワイですが、17気候区分のうちハワイ島には15区分あります。マウナケアやマウナロアの山頂では降雪もあります。植生も非常にバラエティ豊かです。その日私達が訪れた場所は、午後3時頃の気温が13℃でした。それでもマイレは自生しており、想像以上に寒さに強いということを実感することができました。
余談ですが、この日、アテンドしてくれたハワイアンの友人は、薄手のダウンジャケットを持参していました。ハワイでダウンジャケット?と思うかも知れませんが、真冬のハワイでは革ジャンを着ている地元の方を見かけたりします。寒いのが苦手な方は、厚めのフリースなど持参すると良いと思います。
既存のツアーから一歩踏み出してみよう
何度もハワイに行っていても、まだまだ見たことがないものもたくさんあります。実際にその現場に行って気が付くこともたくさんあります。ハワイは日本から7~8時間と行きやすく、リピーターも大変多い人気の渡航先です。SNS内にもファンコミュニティがたくさんあります。そんなハワイの島々と相互に理解し合い、いつまでも美しい自然が保たれるように、ステロタイプなリゾートツアーから一歩踏み出して、伝統や自然に触れて理解を深める旅に出かけてみませんか。
より深く心に残る旅をするために
技術の発展により、この先もどんどん移動が楽で安価になり、国内外を問わず旅行に出かける人が増え続けると思います。
かつて『旅の恥はかき捨て』などと言われましたが、現代の旅行は様変わりしています。渡航先の美しい自然や、見識が広がる伝統や文化などを次世代に残していくために、そして世界各地に住む人々との交流を深めるために、ひとりひとりが責任を持って行動していきたいものです。またそうすることにより、自分自身の世界が広がっていくことでしょう。
※Masaeからお知らせです※
2019年9月19日(木)~25日(水)にハワイ島でリトリートツアーを行います。
ハワイの伝統文化や自然に思う存分触れながら、心身ともに癒せる内容となっています。
ご興味のある方は、こちらをご確認ください!