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夏の疲れが秋バテにつながる?秋バテ対策法をご紹介!
あなた貴方は今、だるい、食欲が湧かない、疲れが抜けない、胃腸の調子が悪い、よく眠れないなどの不調を感じてはいませんか。もしこれらが続いているようなら、溜まっていた夏の疲れ=夏バテの状態が出ているかもしれません。夏のこれらの疲れを引きずったまま秋を迎えると、気温の変化に順応できず、ますます疲労が蓄積され、ひいては免疫力の低下、気分の落ち込みまで引き起こしてしまうことも。いわゆる秋バテです。そうなる前に、今のうちにライフスタイルを見直し、身体の疲れを解消しておきましょう。
夏の疲れを持ちこさないために必要なの食事、睡眠、運動
食事
夏バテを起こしやすい原因の1つに、胃腸の働きの低下があげられます。高温多湿な厳しい暑さはもちろん、冷たい物の摂り過ぎや、素麺など糖質多めの食事による栄養バランスの乱れは消化機能を弱らせ、さらに胃腸がバテると、必要な栄養素が身体全体に行き渡らず、いつまで経っても疲れが抜けないという負のスパイラルに陥ってしまいます。
体力、免疫力アップにタンパク質、疲労回復に欠かせないビタミンB群、抗酸化作用の高いビタミンACEや、野菜や果物の皮に多いフィトケミカルなどを意識しながら、一汁三菜をベースにメニューを考えると栄養バランスも整いやすく、疲労回復に役立ちます。手軽な方法として、お野菜をたっぷり入れた具だくさんのお味噌汁を、普段の食事にプラスするのもいいですね。
睡眠
ノンレム睡眠と呼ばれる深い眠りは脳を、レム睡眠と呼ばれる浅い眠りは身体を休ませ、それらが90分サイクルで交互に入れ替わりながら、私たちの身体は休息を取っています。人によって休息に必要な睡眠時間は違いますが、美容と健康には6~7時間睡眠が理想的という見解もあります。睡眠は何より質が大切です。睡眠の質を上げるには、起床時間を一定にし、朝日を浴びて体内時計をリセットしましょう。ブルーライトは眠りの妨げになりますので、就寝1時間前にはスマホ、PCをOFFすることも欠かせません。
運動
夏は室内で静かに過ごすことも多く、代謝が下がる時期です。ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は、老廃物を流しやすくし、筋肉量が増えると代謝アップや体温調節機能の向上にも繋がります。猛暑のような環境では筋肉も緊張しています。呼吸を意識して行うヨガやストレッチは緊張を緩め、自律神経を整えるのに最適ですよ。
すでに秋バテ気味でて、やる気が起きないときは入浴習慣から始めてみよう!
実は、入浴はオールマイティにケアできる素晴らしい習慣なのです。まず、入浴すると浮力で重力による負荷が軽減されるため身体がリラックスし、さらに水圧と温熱作用で血流が促され、溜まっていた疲労物質も排出しやすくなります。人間は深部体温がさがると睡眠が促されるため、就寝の1~2時間程前に入浴して身体の芯を温め、部屋でのんびりと緩やかに体温が下がるのを待つと、自然と眠りにつくことができるはずです。ポイントは、38℃くらいのぬるめのお湯にゆったり浸かることです。ただし、長湯しすぎると逆に疲れが増してしまうのでほどほどに。
アロマを使ったてもっと手軽に健康的なライフスタイルをご紹介!
さて、様々なライフスタイルからの秋バテ予防をお伝えしましたが、さらに精油を使えば、より一層手軽に体調を整えることができます。精油とは植物が持つ芳香物質を抽出したもので、含有される多種多様な揮発性芳香成分が心と身体にその恩恵をもたらしてくれます。芳香器を使って部屋中に香りを広げるのが一般的ですが、バスソルト大さじ1杯に、好きな香りの精油を3滴垂らしてお風呂に入れたり、折りたたんだティッシュなどに精油を1滴垂らし、3回深呼吸と共に香りを嗅いでから枕元に置いて眠ったりという使い方もできます。
下記のオススメの香りを目安に、嗅いでみてご自身が心地いいと感じる香りをぜひライフスタイルに取り入れてみて下さい。疲れた心と身体を優しくサポートしてくれますよ。
夏の疲れ…レモングラス、ラベンダー、ローズマリー、ゼラニウム、パルマローザ
眠れない…ラベンダー、マンダリン、オレンジ、カモミールローマン、フランキンセンス
胃がもたれる…レモングラス、グレープフルーツ、ペパーミント、マジョラムスイート、レモン
いくつか生活習慣を見直したり、アロマをうまく活用することで、疲れた心と身体を優しくサポートしてくれる方法をご紹介しました。秋バテ対策として、皆さんに合う内容、無理なくできそうなことから試してみてください♪
注意事項:濃縮された液体ですので、直接肌につかないように気を付けてください。
また、寝るときは嗅覚が敏感になるので、ごく少量に留めましょう。
妊娠中や高血圧の方は避けた方が良い精油、柑橘系を肌に使った後は日光を避けるなどの注意点もありますので、お店の方に相談してみてください。