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冷えから守る身体づくり
冬が近づいてくると、手足の冷えに悩む方も多いのではないでしょうか?「冷え」によって体調を崩す可能性があるので、きちんと対策して改善していきたいものです。しかし、冷えから守るためには具体的にどのような対策をとれば良いのかわからない方も多いようです。そこで、今回は冷え症を改善するための身体づくりのポイントを紹介します!
冷え性の原因とは?
冷え性とは、身体の血行不良で血液の循環が悪くなることで起きる症状です。とくに冬になると手足などの身体の末端が冷え、頭痛や便秘、肩こりなど全身に及ぶ不調の原因に繋がります。冷え性になりやすい方は女性に多く見られるため、女性なら今までに「冷え」に悩んだことがあるのではないでしょうか?女性は男性と比較すると筋肉量が少なく、熱を作りにくい身体です。そのため、運動不足は血液循環を悪くし過度なダイエットは筋肉量を減らしてしまうので、冷え性を悪化させてしまう原因にも…。普段から運動を心がけておくことで、冷え性を予防できるでしょう。
冷え性改善に効果的な食べ物とは?
冷え性を改善するためには、毎日の食事バランスが重要です。肉や魚などのタンパク質を毎食食べ、血行促進のために鉄分を多く含んだ食べ物を摂取しましょう。しょうがやねぎ、とうがらしは身体を温める効果が期待できるので、積極的に食べると冷え性改善に効果的です。また「朝食抜き」は、代謝が十分に上がらず体温が上がらないまま1日がスタートしてしまいます。朝食は毎日規則的にタンパク質が豊富で、温かいものを食べるのがおすすめ!パンを食べる方は野菜や鶏肉たっぷりのスープ、ご飯を食べる方には豚汁などがおすすめです。
冷え性におすすめ運動方法をご紹介!
筋肉が衰えてしまうと、冷え性を悪化させる原因に繋がります。しかし寒くなると、外に出るのが億劫ですよね。そこで、カンタンに初められる冷え性改善に効果的な運動方法を紹介します!運動で血流を良くし、冷えに負けない身体を作りましょう。
・有酸素運動を積極的に行おう!
軽いジョキングやウォーキングは、血行改善や基礎代謝の向上が期待できます。しかし「毎日忙しく、運動する時間を確保できない!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。その場合は、通勤時や日常の歩く際に身体全身を動かすことをイメージして歩きましょう。1日30分程度のウォーキングは血行改善のほかにも脂肪燃焼効果や心肺機能を強くするなどのメリットがあります。毎日続けることがベストですが、まずは週4~5回を目標に継続してみましょう。外出する際はバスを使わず歩く、階段を使うなど自分の体調に合わせて工夫することもできますね!
・ふくらはぎの血行改善運動
ふくらはぎの筋肉には、血液を循環させる機能を持っています。そのため冷え性改善には、ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれるほど重要な筋肉です。ふくらはぎの筋肉が衰えてしまうと、下半身に溜まった血液が心臓に戻りにくくなるため、足先や下半身の冷えの原因になります。そこで、ふくらはぎを意識した血行改善運動を行うと冷え性の改善に効果的です!
手軽でどこでも行える「つま先運動」は、つま先立ちを繰り返すだけのシンプルな運動です。つま先運動のポイントは、かかとを下ろす際に床にかかとがつかないように注意しましょう。壁を使って、同じ動作を行うのもOKです!座った状態でも同じ効果があるので、仕事中のリフレッシュとしてカンタンに行うことができますよ。ふくらはぎを鍛えることで、冷え症改善のほかにふくらはぎの引き締め効果にも期待できるでしょう。
スポーツフードスペシャリストから冷え症にお悩みの方へアドバイス!
身体の冷えは血行不良が原因で起きる症状です。冷え性を改善するためには、規則正しい食生活や運動を日常的に取り入れることで改善が期待できるでしょう。ウォーキングのように全身を使った有酸素運動は、血行改善や基礎代謝の向上に効果的です。また、ふくらはぎを鍛えることで血行促進し、冷え症改善や引き締め効果にも繋がります。まずは自分の生活リズムに合わせた無理のない運動から、冷え症改善に繋がる運動を始めてみませんか?