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こんにちは この度 オガライフのライターとして記事を書かせていただくことになりました斉藤真由美です。
夫婦でヨガ講師として都内でヨガスクールを開講しています。
またアーティストとして活動していた経験を活かし、音楽もお仕事で関わらせていただいてます。
オガライフでは健康、美容、子育て、お店、人物、ハワイ、ヨガ、音楽、様々な分野について、時に 取材もさせていただきながら、発信していきたいと思っています。
皆さまどうぞよろしくお願い致します。
ハワイに架かる虹
Aloha!
早速ですが、先日まで仕事でハワイ島コナに行ってました。
ハワイ島は規定により、ヤシの木より高い建物を建ててはいけないという決まりがあるので、オアフ島とはまた違ったハワイの楽しみ方や良さがあります。
コナは溶岩に囲まれたエネルギーに満ち溢れた場所に対して、同じハワイ島でもヒロ地方は一年の中でほとんど雨という熱帯雨林。
ヒロはスコールが多いけれど、雨上がり、熱帯の香りに包まれる気持ち良さ、静けさの中で研ぎ澄まされる五感は、何とも言えない幸福感に包まれます。
ハワイと言えば、虹を思い浮かべる人も多いはず。
雨季になると毎晩雨が降り続くこともあり、空に大きく架かるレインボーが沢山見れます。
朝から虹を見れた日は、何か良いことがありそう!と気分も明るい気持ちになります。
ハワイのことわざ
ハワイのことわざには「no rain no rainbow」雨が降るから虹が架かるという言葉があります。
苦労は出来るだけ避けたいものと考えがちですが、この言葉からは苦労があるからこそ幸せになれるとの思いが込められてます。
小さい頃から虹が好きだった私は空に架かった綺麗な虹が薄っすら消えていくのを見て、
寂しい気持ちになったのを今でも覚えています。
偉人ゲーテの言葉
大人になり、目にした偉人 ゲーテの言葉に「虹が15分ほど続くと人はもう見ない」という言葉があります。
とても印象的な言葉でした。
虹は束の間だからいいのであって、ずっと空に架かっていたら誰も足を止めなくなる。
人は、いつも自分の近くある物に対しては、当たり前になり、感謝の気持ちや、有難い気持ち、感動したり、
美しいと思う心が薄れて無くなってしまうんだなと思ったのを思い出しました。
ハワイのことわざをヨガ哲学の視点から見る
ヨガの哲学の中にプラティパクシャバーバナという考え方があります。
物事を違う角度から見てみるという意味です。
例えばハワイの海に架かる大きな虹を見て綺麗だなと感じる。
その虹はどうしてこんなにも人を魅了するのだろう。
そのプロセスは中々考えないし、見落としがちです。
綺麗に架かる虹は、そのプロセスに雨という苦労があるからこそ、綺麗な虹が架かる。
苦しみの中に居る時は 目の前に起こった結果だけに囚われ、全てのことに希望を持てなくなってしまい、その先に答えや幸せがあるとは中々思えないものです。
ですが、物事を違う角度から見た時に見えてくるのは、ハワイのことわざのように、希望に満ちているものだと思えれば、今日より明日は少し前進出来るかもしれない。
ほどよく力が抜けていて、生きてることや自然に対して感謝と敬意を払い、楽しみながら生活しているように見えるロコの人たち。
ハワイに来ると何か忘れてしまった大切な物や記憶が蘇り、幸せの原点に戻れる気がします。
mahalo!