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年を重ね、20代の頃と比べ、体力の衰えが気になる…
20代の頃は体力があった…いくら徹夜してもその次の日は元気よく会社に出勤できたし、いくら食べても飲んでも太らなかった。
30代を過ぎ、徹夜なんてできなくなったし、食べ過ぎるとお腹がぽっこり出てしまう…そんなことはないでしょうか?
30代の今でも体力が無くなったと感じるのに40代になったらどうなるのだろう…?不安に感じる方もいます。
今回は40代を過ぎると今まで思わなかった悩みや体力が無くなる原因、それに対してどのようにしたらいいかを前半・後半に分けて説明します。
年を重ねるとどうなるのだろうか?40代に近づくと抱える悩み8個
今は感じないかもしれませんが、年齢を重ねると様々な身体や心の悩みが増えていきます。
これから40代に近づいたり、40代を超えると抱える可能性のある悩みをご紹介します。
・肺活量が低下する
20代の時はいくら歩いても疲れなかったけど、30代を過ぎると少し歩いただけでも疲れる方もいます。これは肺活量が低下してしまい、少し歩くだけでも息切れすることもあります。
・骨がもろくなる
年齢を重ねると骨密度が低くなります。転んだだけで骨折したり、骨にヒビが入ってしまう可能性もあります。
・物忘れが多くなる
年を重ねると記憶力が低下していく可能性があります。20代の時にはすぐ覚えられることがなかなか覚えられなかったり、忘れてしまうこともあります。
・筋力がなくなる
重いものが持てなくなったり、階段の登り降りが辛く感じる方もいます。これは加齢により筋力が20代の頃よりも低下することが原因になります。
・肌のハリがなくなる
細胞組織が老化すると肌の再生が遅れるようになります。年を重ねると肌のハリが徐々になくなっていきます。徐々にしわもでき、姿も老いて見えるようになります。
・情緒不安定になる
年齢を重ねると情緒不安定になり、意味もなくいらいらしたり不安になる方もいます。この情緒不安定がひどくなるとうつ病や不眠症を引き起こす可能性があります。
・尿漏れしやすくなる
肛門と膣付近にある骨盤底筋が出産や年を重ねる度に衰え始めます。骨盤底筋が衰えると姿勢が崩れるだけではなく、尿漏れしやすくなります。
・脂肪がつきやすくなる
加齢とともに基礎代謝が低下します。このまま運動せずに年を重ねると体脂肪率が上がり、肥満状態になります。
40代を過ぎると体力が衰える原因は何だろうか?
・運動不足
デスクワークなどで普段身体を動かす習慣がないと筋力や肺活量が徐々に衰え始めます。少し歩くだけでも疲れ始めたり、階段の登り降りや重いものが持てなくなる可能性があります。運動不足は筋力の衰えだけではなく基礎代謝も低下し、肥満状態になりやすくなります。
・女性ホルモンの減少
女性にはエストロゲンというホルモンがあります。エストロゲンは女性ホルモンのことで妊娠・出産をサポートや女性らしい丸みのあるラインを作ってくれます。このエストロゲンは加齢とともに減少していき、高血圧や心筋梗塞などの心臓に係わる病気や骨密度が低くなったり、更には身体が火照るなどの更年期障害を引き起こす可能性もあります。
ちなみに余談ですが男性も加齢とともにテストロゲンという男性ホルモンが低下します。テストロゲンが低下することによって、基本的には女性と一緒で筋力・肺活量低下などを引き起こしますが、脱毛や男性としての生殖機能が衰える可能性もあります。
・肥満
年齢を重ねると基礎代謝が下がり、脂肪が付きやすくなります。体組成計によって基準が違いますが、肥満と一般的に呼ばれている体脂肪率は30%以上になります。これを超えると関節に負荷がかかり膝を痛めやすくなったり、糖尿病にかかる可能性も高くなります。
・喫煙習慣
普段からタバコを吸う方はタバコを吸わない人よりも加齢による身体の不調のリスクを抱え込みやすくなります。タバコを吸い続けるとアルツハイマー・ガン・心筋梗塞などの病気にかかりやすくなるだけではなく、肌の衰えや体力低下にも繋がります。
40代になるまで何をすればいいの…?その方法は後編でご紹介!
40代に近づいたり超えると、色々な要素が原因で色々な悩みを抱える可能性があることがわかりました。
まだ20代や30代の今から何を気を付ければいいのでしょうか…?
次の後編の記事では40代になっても体力をキープするための習慣や運動についてご紹介します!!