アロマテラピーってよく聞くけど、よい香りを嗅いで楽しむ事がアロマテラピーなの?
皆さん、アロマテラピーという言葉は、どこかで聞いたことがあると思います。
でも、具体的な内容などを説明できる方は、あまり多くないのではあないでしょうか?
「アロマテラピーは、良い香りを嗅いで楽しむ事???」
そんな風に思っている方もいらっしゃるかと思います。
もちろん、植物の香りを楽しむ事もアロマテラピーの一つです。
今回はアロマテラピーとはどういったものか、使い方をご紹介していきたいと思います。
アロマテラピーとは芳香療法のこと
アロマテラピーとは、アロマ(芳香)とテラピー(療法)を合わせた造語で、芳香療法という意味です。
植物の香り(精油)を使って、リラクゼーションやリフレッシュの香りや好きな香りを楽しんだり、
体や気分の不調を改善したり、美と健康を助けてくれる自然療法、それがアロマテラピーです。
アロマテラピーはどんな使い方ができるの?
アロマテラピーでは精油(アロマオイル)を使って、芳香浴、アロマバス、フェイシャルスチーム・吸入法、湿布法、トリートメント(マッサージ)、ナチュラルハウスキーピングと様々な使い方ができます。
いくつか詳しくご紹介しますね♪
芳香浴(香りの拡散)
お部屋の空気の殺菌、浄化、リラクゼーションが期待できます。
アロマポットにお湯を入れて、精油を数滴落として香りを拡散させます。
ディフューザーを使うのもよいですね。
キャンドルで温めるアロマポットは置き場所や消し忘れがないよう十分注意して下さい。
アロマバス
精油をバスタブに4~5滴ほど落としてよくかき混ぜてから入ります。
毛穴が広がり、肌から精油の成分を吸収し血行促進、発汗、リラックスする目的で行います。
天然塩に精油を混ぜて入浴剤として使う事もお勧めです。
肌刺激の強い精油もあるので、その場合は入浴剤にして使います。
吸入
洗面器やマグカップに熱いお湯を入れて、精油の成分を湯気と一緒に吸入し、気分転換、のどや鼻のケア、フェシャルケアとして行います。
鼻、肺の粘膜や毛細血管から精油の成分を吸収し、体内に取り込まれます。
肌荒れや乾燥、のどや鼻の不調が気になるときに試してみましょう。
湿布
痛みや腫れ、コリの緩和を目的に行います。
洗面器に熱いお湯を入れ、精油を2~3滴落とします。
タオルを浸し、絞って患部に当てます。
トリートメント(アロママッサージ)
筋肉のコリをほぐしたり、血行促進、新陳代謝を上げて老廃物を排出したり、リラクゼーションを目的に行います。
植物油(キャリアオイル)に精油を加えてトリートメンを行います。
美肌作りにも役立ちします。
ハウスキーピング
お部屋やキッチンの消臭スプレーや虫よけ、アロマ重曹で香りを楽しみながら、家事やお掃除を楽しむ事ができます。
最近では、芳香浴を取り入れている百貨店やお店もあって、私たちの日常の中に浸透してきました。
スキンケアの商品にも、アロマオイルが使われているものを以前より多く見かけます。
「アロマテラピーに興味があるけど、どこから初めてみたらいいのか分からない」
と思っている方は、まずはお部屋に香りを焚いてみるところから始めてみませんか?
きっと、いつものお部屋が素敵な空間に早変わりしますよ。
香りを焚いてみよう!
「どんな香りを選んだら良いか分からない」
「アロマオイルって種類が多くて迷ってしまう」
という方もいらっしゃいます。
お悩みの方は、まずご自分の好きな香りを選んでみるのが良いかと思います。
香りを選ぶだけですが、自分自身に「私ってどんな香りが好き?」って聞いてみる、自分との対話の時間を持ってみるのも良いかもしれませんね。
次回は、冬にぴったりなアロマオイルをご紹介していきたいと思います。