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紫外線ケアに、体の不調に、老化予防に!オールマイティに働くミネラルに注目しよう!
5大栄養素の一つ『ミネラル』。ビタミンと同じように“大切なもの”という認識はあっても、具体的な働きは意外と忘れてしまうものだったりします。
でも実は、ミネラルをきちんと摂取し体の中で一定量を保つことが、女性特有の不調を解消したり、酸化を防いで老化を食い止めてくれることで注目し直されています。
健康はもちろん、アンチエイジングに必要不可欠な栄養素だからこそ、コツコツ毎日の摂取が必要なんです。
これから紫外線による酸化(老化)が進みやすかったり、汗をかくことでミネラルが体の外に排出され、さらに不足しやすくなる季節。
夏のお肌と体こそ、ミネラルを上手に摂ることが必要です。
美容栄養素・ミネラルを上手に活用して、不調や老け知らずの美しさを作っていきましょう!
ミネラル不足チェック!
骨から老けさせてしまうミネラル不足!骨が老化すると、その上にあるお肌も乾燥しやすく、しわっぽくなったりお肌表面にも影響が!
肌荒れ、体温、肩こり、体重増加などさまざまな影響があります。
- ⬜︎イライラしやすい
- ⬜︎足がむくみやすい
- ⬜︎疲れやすく、だるさを感じる
- ⬜︎白髪が増えたり爪が割れやすい
- ⬜︎冷えや貧血ぎみ
- ⬜︎お肌の元気がない
- ⬜︎太りやすくなった
- ⬜︎ホルモンバランスの乱れ
なぜミネラル不足になりやすいの?
原因の一つは、土が枯れて野菜に含まれるミネラルがすごく減っていること。
過去数十年の間に世界の各地の大陸で、約7割~8割、多くて約9割も土壌ミネラルが失われているとの発表があるそうです。
日本においても野菜に含まれるミネラルの大幅な減少などにその変化があらわれています。
ほうれん草の鉄分を例にあげると、60年前と比べ約80~90%も含有量が減っているそうです。他の野菜に関しても想像がつきますね。
これは化学肥料などの使用によって、土中のミネラルバランスが崩れてしまっているのも原因の一つとされます。
植物は二酸化炭素を使って、でんぷん・糖・アミノ酸・ビタミンなどを合成します。
しかし人間と同じようにミネラルを合成することはできないため、植物は土壌からミネラルを吸収する必要があります。
実は、野菜のミネラルは土壌のミネラルなのです。
見た目は立派に大きく育った農産物もミネラルなどの栄養素を土中から吸収する能力が弱まってしまった結果、昔と比べて野菜などの農産物から摂取できるミネラルの量が圧倒的に少なくなっています。
毎日コツコツ摂りたい美容栄養素・ミネラルをご紹介!
マグネシウム
お酒を飲む人、ストレスの多い人は不足しがち。体温調整機能の役割も
→わかめ、ひじき、昆布、干しエビ、ココア、大豆、きなこなど
カルシウム
イライラが多かったり、脳疲労が多い方は不足しがち。天然の精神安定剤
→干しエビ、小魚類、焼き海苔、ごま、きくらげ、切り干し大根、モロヘイヤ、厚揚げ、小松菜など
鉄
貧血、冷え性、疲労、倦怠感、血色の悪い方は特に必要
→ヘム鉄(吸収率20%)レバー、肉類、干しエビ、しじみなど
非ヘム鉄(吸収率5%)きくらげ、ひじき、ココア、ごま、大豆など
亜鉛
脱毛、免疫低下、肌荒れ、ホルモンバランスの乱れと関わるミネラル
→牡蠣、煮干し、ココア、肉類、卵黄、高野豆腐、ごま、抹茶など
セレン
アンチエイジングミネラル代表
→かつお節、魚介類、ひまわりの種、ごま、卵、レンズ豆など
ケイ素
抜け毛、爪の割れ、顔のたるみ。動脈硬化に関わる
→大麦、アスパラ、ひじき、玄米、わかめ、赤カブなど
ミネラルの不足で起こりやすい症状
疲れ、肌荒れ、無気力、集中力の欠如、イライラ、筋肉の硬化、骨密度低下、代謝力低下、むくみ、アレルギー、便秘、貧血、めまい、免疫低下などと言われています。
ミネラルと向き合い、年齢に揺らがない体づくり
ミネラルは体の中では約5%の構成比ですが、体内で合成することが出来ないので必ず外から摂取する必要があります。
「全ての病気を追及するとミネラル欠乏に行き着く」とも言われているほど。
また身体でビタミン、アミノ酸、糖、脂肪などのあらゆる栄養素や酵素が働くために必要な栄養素の一つとしてミネラルが必須です。
きちんと代謝させてスムーズにエネルギーに変えていく。
ミネラルバランスの整った体は、太りにくくて、若々しくて、美しい体づくりにつながるという美の法則をさっそく取り入れていきましょう!