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新年を迎える日本の文化!子どもと作るしめ縄飾りを紹介!

投稿日:2022年12月13日 更新日:

いまさら聞けない!『しめ縄飾り』とは?

お正月を迎えるにあたって、日本の家庭の多くで飾られる『しめ縄飾り』。その歴史は古く、天照大御神が天岩戸(あまのいわと)に引き籠もらないようにと人々が注連縄(しめなわ)を張ったとことが古事記に記載されているのだとか。しめ縄には、神聖な場所・不浄・悪霊退散などの意味があるとされおり、お正月に飾るしめ縄飾りには、豊作・健康の『年神様』を迎え入れるという意味があるそう。神棚や玄関に飾るのが一般的で、二重苦の12/29と一夜飾りの12/31を避けた、12/13〜31の煤払い(すすばらい)から飾り初め、松の内が終わる1/8まで飾るところが多いですよね!飾り終わったしめ縄飾りは、どんど焼き(左義長)で焼きます。(どんど焼きが行われていない地域は、近くの神社で焼いてくれることもあるようなので確認してみましょう。)
我が家では、子ども達と一緒にしめ縄飾りを作ることで、日本の文化を伝え、楽しく新年を迎えられればと思っています。そこで今回は、子どもと作れるしめ縄飾りをご紹介します!

 

ほぼ100円ショップで揃う!しめ縄飾りの材料と道具

今回ご紹介するしめ縄飾りの材料は、ほぼ100円ショップで揃います。さらに、プラスチック製の物をなるべく使用しないように心がけています!
〈材料〉

・しめ縄(Seriaで100円でした。)
・ドライフラワー(必要な分)
・ハギレ(和柄)
・糸、綿(家にあるのもで◎)
・水引(ご祝儀袋についていた物でも◎)
・折り紙や厚紙
〈道具〉
・グルーガン(ボンド可)
・針(裁縫用)
・両面テープ、セロハンテープ
・はさみ
近年では、グルーガンも100円ショップ(100円ではないですが)で揃いますよね。お正月にむけて和柄の箱や、可愛い水引などをキープしておくのもおすすめです◎

 

子どもと作ろう!〜お正月モチーフの飾り〜

しめ縄につける飾りを子どもと一緒に作ってみませんか?今回は、2種類の飾りをご紹介します。
『折り紙と厚紙で作る扇』〈幼児向け〉

〈準備するもの〉
・折り紙、厚紙
・両面テープ、セロハンテープ
・はさみ
長方形に切った厚紙または、折り紙(1枚を半分にした状態)を、段々に折って両面テープなどでくっつけ、片側が開かないようにセロハンテープで止めるだけとお手軽です。子どもが簡単に作れるのが◎少々雑でも大丈夫!楽しく作りましょう!
『梅の花』〈小学生向け〉

〈準備するもの〉
・はぎれ
・綿
・糸と針
・ビーズ
丸に切った布の内側1センチほどを縫い縮めていき、綿を詰めて作る『梅の花』。慣れれば簡単に作れますし、糸やハギレの色を変えるとバリエーションは無限大!詳しい作り方は、以下のYou Tubeがわかりやすくておすすめです!『梅の花』の作り方はこちらのYou Tubeをご覧下さい。

https://youtu.be/Bed2X9IKwao

 

いよいよ完成!今年はどんなしめ縄を飾りますか?

パーツが作れたら、あとはグルーガンでくっつけていくだけです!気をつけるポイントは一つ!「縄の向き」です。神道では「左」が神聖とされていることにちなんで、ご神体からみて、太いほう(綯(な)いはじめが)左、細いほうか(綯い終わり)が右になるように注意しましょう。リース型などは左右対称なので、決まりはないようですが、袋に入っている向きで作ると間違いないです◎

子どもとこっちにつける?ここがいい?ここにする?などワイワイ言いながら作るのも楽しみの一つ。グルーガンを安全に使用できるようになったら、デザインも全て子どもに任せてもいいですよね!
※グルーガンは火傷をする恐れがあるので、使用には十分に注意してください。

いかがでしたか?新年を迎える準備の一つである「しめ縄飾り」には、歴史と文化、そして人々の願いが込められています。その心を子ども達に伝えていくのも、大人の大切な役目ではないかと感じています。子どもと作ったしめ縄飾りを、おばあちゃんやおじいちゃんにプレゼントするのも◎是非、手作りのしめ縄飾りで、新しい年を迎えてみませんか?

オガライフライター A-sa さん のプロフィール


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A-sa さん

健康と環境に配慮した美容院でエステティシャンを経て、現在は3人+1匹を育てながらフリーライターとして活動しています。母の自然派の子育てを真似ながら自身でも、子育てに役立つオーガニック商品などを探すのが好きです。ターシャ・テューダーのように、自然豊かな場所で、本を書いて暮らすのが夢です。

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