Vegan(ヴィーガン)という選択について
私がヨガに本格的に向き合い始めて出会ったキーワードがVegan(ヴィーガン)です。
最近は環境問題やヘルシー志向への高まりにつれてトレンドになっている完全菜食主義者。Vegan(ヴィーガン)とは動物性のものを一切摂取せず、身に付けるものや持ち物も動物由来のものは持たない人たちのこと(考え)です。今回は私がずっと気になっているVegan(ヴィーガン)について個人的な考えを言語化してみました。
動物が好きでもVegan(ヴィーガン)でいられるのか……
まず、私はVegan(ヴィーガン)ではありません。動物性の食事も頂くし、レザーの商品や動物の毛を使った洋服も持っています。昔から持っているものもあるし、最近新しく買ったものもある。ヨガにはベースとしてアヒムサ=非暴力という考え方があります。生きとし生けるものを傷つけない、完全菜食につながる考え方。実際にヨガをしていると、自分の心と体に意識が向いてとても敏感になります。お肉を食べると自分の体が硬くなって動きづらくなることに気づくし、消化不良を起こして便秘や肌荒れを引き起こしたりします。
ただ、私は自然と動物が本当に好きです。この世で最も尊いものは生命だと心から思っています。昔から動物が大好きでずっと彼らと一緒に生活をして来ました。可愛くて仕方がなくて死を迎えたときには一緒に自分も死んでしまいたいと思ったほど悲しかった。今も実家にはトイプードルの男の子がいます。彼らをみていると、私たちと同じように、むしろもっと素直に考え、感じて生きて老いるのがわかります。
何が大切で、何と調和するのかを考える
いぬ、ねこ、うし、ぶた、とり、ひつじ。
皆、同じように生きている。Vegan(ヴィーガン)という考え方に出会ってたくさん勉強し、畜産の悲惨さ、環境への影響の大きさについても学びました。それでも実家に帰ると母の作った肉じゃが、ハンバーグを食べる。父が喜ぶ焼肉屋さんに行く。母の愛情のこもったご飯を食べたい。みんなで一緒に食事を楽しみたい。こんなにも動物が大好きで、美しい地球を愛しているのに……と矛盾を感じる。だけど私は自分が過去、摂食障害になって苦しんだ経験から、主義的なものは持たない方が自分には向いていると考えています。0か100か、絶対に〜しない、絶対〜でないといけない、と決めて生きるのはものすごく苦しい。きっと同じような思いや気持ちを持っている方もいると思います。
今、Vegan(ヴィーガン)について思うこと
ヴィーガニズムの考え方はとても素晴らしくて、これからの持続可能な世界を目指すためにフィットした考え方だと思います。愛する動物たちや美しい自然のためにもっと広まっていってほしいムーブメントだと心から思う。人それぞれ違うストーリを持って生きていて、バックグラウンドも生き方も違います。それぞれが持つ魂にリスペクトを持って生きていきたい。Vegan(ヴィーガン)とは何か?ということについて、悩みながらも書いてみました。
次回は、私が学び実際にトライしてきた食事法や健康法についてご紹介しますね♪
参考にしていただければ嬉しいです。