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古くて新しい注目のビワの葉療法
最近、ビワの葉療法が注目をあびています。
ビワの葉は昔からすぐれた薬効があることが知られていて、日本にも仏教とともにビワの葉療法が伝えられました。
今回はそんなビワの葉の驚くべきパワーをご紹介します。
ビワは捨てる所がないというくらい、果肉はもちろん種も葉も食べることができる果物なのです。
ご存知でしたか?
非常に多くの有効成分が含まれていることから健康維持に良いとされ、病気予防に使用することもできます。
ビワの葉には、ブドウ糖、ショ糖、果糖、クエン酸などさまざまな成分が含まれているのですが、中でもアミグダリンという成分が薬効と言われています。
このアミグダリンがビワの種に多量に含まれていて、身体の状態を整える働きがあると言われています。
また、ビタミンやミネラルも豊富に含まれています。
ビワの葉は、こんな症状にも効果あり?!
ビワの葉は、風邪予防、ぜん息、神経痛、炎症止め、殺菌作用、花粉症やアレルギー疾患などさまざまな症状に効果があると言われています。
ビワの葉から作ったエキス、お茶、湿布、ビワの葉温灸など、ビワの葉を利用したさまざまな治療法があるのです。
また、最近では、代替医療として鍼灸治療院やクリニックでもビワの葉温灸を取り入れている所もあります。
ビワの葉のおすすめ方法
■ビワの葉煎じ汁(お茶)
胃弱・疲労回復に効果あり。
煎じ汁で洗顔すると肌がスベスベに!
・ビワの葉を裏の毛がとれるまでタワシで洗う。
・ビワの葉2~3㎝位に刻む。
・ビワの葉をヤカンにいれてよく煎じ、褐色になったらお茶として飲む。
※水2ℓに対してビワの葉12~13枚位。
■ビワの葉お風呂
個人的には、毎日入っていると湿疹やかゆみもおさまり肌もスベスベになった気がします!
よく温まり疲れが取れ、冷え性予防にも良いです!
・20~30枚用意し、ビワの葉をよく洗う。
・幅2~3㎝位に刻む。
・木綿の布袋に入れてお風呂にいれる。
■ビワの生葉湿布
痛みや外傷、リウマチ、神経痛、腰痛などに効果あり?
ビワの葉を直接体に貼る。
濃い緑のビワの葉をよく水で洗って乾かす。
葉の光沢のあるほうを体にあてて包帯やガーゼなどで固定する。
※ガーゼなどにテープでビワの葉を固定して患部に貼るとずれなくてよい。
■ビワの葉エキス
痛みや炎症、やけど、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹などに患部に直接ぬる。
・ビワの葉をタワシでよく水で洗う。
・ふきんでふいて乾かす。
・幅2㎝位に刻む。
・35度以上の焼酎に漬けて2カ月半位保存する。(冬場は2カ月位)
エキスを薄めて化粧水として使用したり、うがいにも使用できます。
また、薄めて飲むと疲労回復にもなるようです。
■ビワの実ジュース
風邪の予防にも効くとされています。
健康維持のため飲んでも大丈夫!
・ビワの実を2等分に切って、ビンに入れてはちみつに漬ける。
・密封して冷暗所に1年保存。
・原液を2~3倍に薄めて飲む。
ビワの葉療法のまとめ
ビワの葉療法は自然療法の一つですので、これをやったら必ず病気が治るというものではありません。
その人の病状・体質によって効果はさまざまでしょう。
日ごろから自分でできる予防の一つとして生活に取り入れ、健康維持に役立つというとらえ方で、試してみてはいかがでしょうか。
食事にも気をつけ、病気に負けない体づくりのための自然療法には、自然療法を楽しもうという気持ちも大切だと私は思います。
私がビワの葉に注目したのは、家にビワの木があり、数年前から大量にビワがなったことからでした。
そして、自然療法で有名な東条百合子先生の「ビワの葉自然療法」の本に出会い、ビワには知られざるパワーがあることを知ったのです。
ビワの葉はなかなか手に入りにくいかもしれませんが、最近は通販でもビワの生葉を売っています。
近所にビワの木がある家も探せばあると思います。
お願いしたらわけてくれるかもしれません(笑)
自然の恵みで健康ライフを!
次回も民間療法をお伝えします。