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「スプラウト」の語源は?
スプラウトって知ってますか?
きっと知らなくても、食べたことがある人がほとんどだと思います。
スプラウトの代表は、かいわれ大根やもやしが有名ですね。
今では、ブロッコリースプラウトはスーパーの常連になりました。
そもそもスプラウトとは「芽吹き野菜」のこと。
英語の「スプリング=春、泉、芽を出す、芽吹く」から付けられた名前なのだそうです。
食べる頻度は3日に一度で良い?!
スプラウトの代表格になったブロッコリースプラウトの中には、植物の中に含まれる天然有用成分ファイトケミカルの一種
「スルフォラファン」が入っています。
このスルフォラファンは、体内の解毒酵素や抗酸化酵素の生成を促し、癌を抑制するとも言われています。
例えばビタミンCだと摂取して数時間でその効力は失われてしまいますので、毎日ビタミンCは摂取する必要があるのですが、
このスルフォラファンの解毒効果は約3日間継続するそうです。
体の中のデトックスを目的として食べるとしたら3日に1度で良さそうです。
さらに、ファイトケミカルは熱に弱いものが多いと言われているので、加熱しないで生のまま頂くとより効果的です。
酵素も加熱すると死んでしまうので、生のままが良いです。さらにすりおろした方が酵素は増えると言われているので、
よく噛んで食べるか、スムージーに加えるとより沢山の栄養素を体に取り込めるのです。
スプラウトを育ててみよう!
では、早速スプラウトを育ててみましょう。
スプラウト専用の種(半日くらい種を浸水させておきます)ガラス瓶、水切りネットを用意します。
1.種をビンの深さの1/10までたっぷりと入れ(深さ10cmのビンなら厚さ1cm)、水を注いでタネをすすぎ、浮いたタネやゴミを除く。
2.種を洗い終わったら、水をよく切り、ビンの口に、水切りネットをかぶせて輪ゴムでとめ、フタをします。ビンは横に向け、
できるだけ種が重ならないようにして暗い場所に置きます。
3.1日2回(朝と晩)、水を注いで種をすすぎ、洗い終わったら、また水を切っておきましょう。
しっかり水を切ってあげることが大切です。水が残ってしまうと、腐ったり菌が繁殖したりすることもあります。
4.3日目くらいから発芽が始まり、一週間くらいでビンの中が一杯になったら、トレーにスプラウトを広げお外に出してグリーニングを行いましょう。色が薄いスプラウトたちが一斉に緑になっていきます。
※グリーニングとは、直射日光を避けた明るい場所に置くと、双葉が緑色になり、栄養価が高めること。
スプラウトを育てることにはヒーリング効果もある?
近頃はインターネットなどで、スプラウトのキットも売っていますが、お家にあるものでも簡単に代用でき育てられます。
そして、スプラウトは、ブロッコリーだけではなく、
スーパーに売っている小豆やひよこ豆などでもできますし、ムング(緑豆)で作ればもやしになります。
これから春になり、ますますスプラウトを育てやすい季節になります。
初心者の方が始めるにはこの春がオススメです。
小さな種たちに毎日お水をあげ世話をし、そして芽吹く姿を観察することは心のヒーリングにもなるそうです。
芽吹いて根っこが伸びていく毎日の変化に心が癒されます。
自分で育てたスプラウトをサンドイッチにしたり、海苔にスプラウトと刺身を乗せ、手巻き寿司のように食べたり、
サラダにトッピングしたりして、毎日食べましょう。
さらにキッチンを緑化して、スプラウト生活を楽しんでみてくださいね。